搜尋 by Google

2008年3月25日

[藝術]国際漆展・石川 2009 応募藝術(08/6/10)

漆の新しい広がり
趣  旨
 本展は、漆の国際公募展として1989年(平成元年)にはじまり、今回、第8回目の開催となります。これまで毎回、世界の十数ヶ国から数多くの素晴らしい作品が寄せられており、「漆の新しい広がり」を考える国際的な展示会として高い評価を得ております。
 石川県は、日本の良き伝統を連綿と受け継ぎ、四季折々の季節感溢れる豊かな自然環境の中で、数多くの工芸品が作られ、暮らしの中で使われてきました。特に漆器は、輪島塗、山中漆器、金沢漆器という日本を代表する産地を有し、生活文化の中で成熟させてきました。
 本展は、漆を用いた新しい生活提案や新しい感性の提案などを広く国内外に求めることにより、漆産業の活性化と漆を通じた国際交流の推進、さらには生活文化の向上を期待して開催してきました。
 開催委員会では、これまでと同様に、暮らしの中の漆から新しい感性表現としての漆まで、様々な観点からの取り組みを期待しており、本展の開催を通して漆の様々な可能性を探っていきたいと考えています。
 多くの皆様方のご出品をお待ちしています。

主  催
国際漆展・石川開催委員会
[構成]
石川県、金沢市、輪島市、加賀市、金沢商工会議所、輪島漆器商工業協同組合、  
山中漆器連合協同組合、金沢漆器商工業協同組合、(財)石川県デザインセンター

募集内容
漆がほどこされているもの(カシューでもかまいません)
<応募分野及び制限>
  • 食器、花器、インテリア用品、壁画、ジュエリー、オブジェ等。
  • 完成された作品に限ります。アイデアスケッチ等、具体的な形になっていないものは受付けません。
  • 既に発表されている作品や市場に流通している商品でもかまいません。
  • 作品のサイズは、1点(組)縦、横、高さの合計が210㎝以内。重量は50kg以内とします。
  • 応募作品は1人(もしくは1グループ・団体)1点(もしくは1組)とします。
審査基準
次の項目のいずれかに適合していることとします。
  • 新しい生活提案や用途開発を行っていること
  • 新しい感性の表現や提案を行っていること
  • 地域の固有技術を高度に活用していること

  • 大 賞     副賞  1,000,000円(1点)
  • 金 賞     〃   300,000円(1点)
  • 銀 賞     〃   100,000円(2点)
  • 奨励賞     〃   50,000円(4点)
  • 審査員特別賞  〃   30,000円(7点)
  • 商品開発特別賞 〃   500,000円(1点)

    ※副賞は、所得税を控除した金額を支払います。

審 査 員
■第1次スライド審査(画像審査)
  • 大 西 長 利 (漆芸家、東京芸術大学名誉教授)
  • 権   相 五 (漆芸家、新羅大学校芸術大学工芸学科教授、新羅大学校漆芸研究所所長・韓国)
  • 樋 田 豊次郎 (秋田公立美術工芸短期大学学長)
  • 山 村 真 一 (デザインコンサルタント、(株)コボ代表取締役社長)
■本審査(実物審査)
  • 栄久庵 憲 司 (インダストリアルデザイナー)
  • 大西長利 (漆芸家、東京芸術大学名誉教授)
  • 小 松 喨 一 (金沢卯辰山工芸工房館長)
  • 権  相五 (漆芸家、新羅大学校芸術大学工芸学科教授、新羅大学校漆芸研究所所長・韓国)
  • 前 史雄 (漆芸家、重要無形文化財(沈金)保持者)
  • モニカ・コプリン (ミュンスター漆器博物館館長・ドイツ)
  • 山村真一 (デザインコンサルタント、(株)コボ代表取締役社長)

    審査員は日本語読みで50音順。審査員は都合により変更になる場合もあります。

出品申込
2008年(平成20年) 6月10日(火) 応募申込締切
  1. 応募者は、出品申込書に必要事項を記入し、作品のカラースライド(35㎜判/マウントしたもの/3点まで)または作品画像デジタルデータCD(作品画像デジタルデータ/3点まで)を添付して、2008年(平成20年)6月10日(火)までに開催委員会事務局に必着で送付してください。
  2. ガラスカバーのついたスライドマウントは使用しないでください。郵送中に破損しスライドを傷つけることがあるからです。
  3. サイズの記載が不明確で、サイズが規定以内かどうかの確認が出来ない場合は、審査の対象としません。出品申込書の指定のサイズの単位に注意して記入して下さい。
  4. カラースライドまたはデジタルデータは3点までとし、すべて違ったアングルから撮影し、作品がどういうものか、よくわかるようにしてください。
  5. カラースライドまたはデジタルデータは、スライド審査及び図録作成の際に使用します。
  6. カラースライドの場合には、同封されている「スライドマウントシール」に必要事項を記入して、スライドの枠に貼ってください。またシール の「順位」の欄に1と印刷されているシールを、図録に掲載したいスライドに貼ってください。さらに空いたスペースには必ず天地裏表を明記してください。
  7. 天地裏表の記載の不備により、図録作成において写真の裏焼き等があっても、開催委員会は責任を負いません。
  8. デジタルデータCDの場合には、同封されている「CDシール」に必要事項を記入して、CD本体に貼ってください。またシールの「順位」の欄に、図録に掲載したいデジタルデータ名を記入してください。
  9. 応募していただいたスライドやCDは、返却いたしません。

出品申込料
  1. 出品申込料は、国内からの出品者は1点5,000円とします。
    申し込みの際、下記宛に2008年(平成20年)6月10日(火)必着で振り込んでください。
    ※振込手数料は出品者が負担してください。
    【振込先】北國銀行 本店営業部 普通預金 口座番号:352709
    口座名:国際漆展・石川開催委員会 委員長 中島秀雄

  2. 海外からの出品者の出品申込料は無料とします。
スライド審査
2008年8月上旬、第1次スライド審査員により、作品画像で審査を行います。

結果通知
  1. 第1次スライド審査の結果は全員に書面で通知します。発送は審査会終了後、概ね2週間後となります。
  2. スライド審査を通過した作品は、本審査(実物審査)並びに展示の対象となります。

    以後、第1次スライド審査を通過したものにのみ適用します。
    但し、全体の流れを理解する上で、必ず読んでおいてください。

出品承諾書
  1. スライド審査を通過した作品の出品者には、結果通知と出品要領と出品承諾書を送付します。
  2. 出品を承諾する者は、出品承諾書を、出品要領に記載の期日までに、開催委員会事務局宛に送付してください。

作品の送付
  1. 出品承諾書を送付した者は、実物作品を、指定の期日・場所までに送付してください。期日・場所は出品要項に記載します。
  2. 作品送付の経費は出品者の負担とします。
  3. 輸送中の破損については、開催委員会は責任を負いません。必要な場合は出品者で保険を付与してください。
  4. 作品の開梱・検品は、審査会の前日に行います。開梱時に、破損等があった場合には、開催委員会より連絡いたしますので、事後処理は出品者でお願いいたします。
  5. 輸送中の破損により、本審査や展示会に出品できなかった場合の責任は一切負いません。
  6. 第1次スライド審査を通過した作品と違うものを送付した場合は失格とし、本審査及び展示の対象としません。
  7. 本審査並びに展示会では、作品は提出いただいた作品画像に基づいて設置しますが、組立等に注意を要する場合は、スケッチや指示書を出品承諾書及び作品に添付しておいてください。
  8. 作品の取扱いは開催委員会が指定する専門業者により厳重に行いますが、複雑な組立等の指示があった場合、本審査や展示会で組立に支障があっても、開催委員会は責任を負いません。

    ■次の❾~ は、海外からの出品者にのみ適用します。
  9. ❾作品は、展示会終了後の返却を考慮した通関を行います。
  10. 通関には約1週間かかりますので、余裕を持って送付してください。
  11. CIF価格10,000円以上の作品は、郵便及び国際宅急便で送付しないでください。返却を考慮した通関ができません。仮に通関できたとしても、返却の際に通関料が発生する場合があります。この場合の通関料は出品者が負担するものとします。
    CIF価格とは、作品の価格に運賃及び保険料を加えた合計の価格です。
  12. 中国など、個人が作品を送付できない国の場合のみ郵便で送ってもらって結構です。但し、送付先は開催委員会が指定する専門業者とします。詳細は、出品要領に記載します。
  13. 韓国からの出品に際しては、開催委員会が指定する場所に集荷し、一括して送付していただきます。詳細は、出品要領に記載します。
  14. 通関に際し、通関料や日本国内における輸送料が発生した場合は、開催委員会が負担します。
  15. 通関に際し、送り状(INVOICE)に、必要事項が記載されていなかったり、出品申込書と違う価格が記載されていた場合は、通関できないことがあります。必ず、必要事項を記入し出品申込書と同じ価格を記載してください。
  16. 送り状(INVOICE)の記載内容の不備により通関できず、本審査や展示会に出品できなかった場合、開催委員会は一切の責任は負いません。
  17. 海外からの出品者で、作品を出品者もしくは出品者の指定する人が持参し、入国の際に関税や通関料、作品送付に際しての日本国内における輸送料が発生した場合、その経費は開催委員会は負担しません。出品者の負担とします。
  18. 代理人による送付手続きを行う場合でも、開催委員会との連絡は、出品者本人とします。
  19. 梱包材に木材(木箱)を使用しないでください。木材(木箱)を使用する と「薫蒸証明」が必要になります。開催委員会宛に送付の際は大丈夫だったとしても、返却の際、送られてきた時の木材(木箱)を使用しようとすると「薫蒸処 理」が必要になり、この手間と経費を開催委員会は負担することが出来ないからです。
    但し合板の使用に関しては、この限りではありません。
本 審 査
2008年10月下旬、本審査員により実物作品で審査を行います。
本審査では、入賞作品を決定します。入賞しなかった作品は入選となります。
入選作品には、賞状等は授与されません。

結果発表と講評会
本審査会翌日に、審査員全員による講評会を開催し、入賞作品の結果発表を行います。
会期、会場等の詳細が決まりましたら、応募者全員にご案内いたします。
但し、ご案内は国内からの出品者のみとします。

結果発表
  1. 本審査の結果は、石川県内の報道機関に資料提供します。
  2. 日本国内の主要な工芸、デザイン関係の団体、雑誌には、展示会告知と併せて随時、資料提供します。

結果通知
本審査の結果は、本審査の出品者全員に書面で通知します。発送は概ね審査会終了後2週間後となります。

展  示
本審査の出品作品はすべて「国際漆展・石川2009」で展示します。
金沢市内百貨店での展示に引き続き、公的な漆専門美術館である「石川県輪島漆芸美術館」での巡回展を予定しています。
国際漆展・石川2009
  • 会期/2009年(平成21年)1月21日(水)~26日(月)6日間
  • 会場/めいてつエムザ8階催事場(金沢市)
巡回展 国際漆展・石川2009 輪島展
  • 会期/2009年(平成21年)3月(予定)
  • 会場/石川県輪島漆芸美術館 
図  録
  1. 本審査の出品作品をすべて掲載した図録を発行します。
  2. スライド審査を通過しても、本審査に出品がなかった場合は掲載しません。
  3. 図録は、本審査出品者全員に1人(またはグループ・団体)につき1冊を贈呈します。

作品の販売
  1. 作品の販売は、本展のみとし、輪島展では行いません。
  2. 本展では、販売可能な作品のすべてに価格を表示し、展示します。
  3. 展示期間中に購入希望があった作品については、開催委員会が販売します。
    開催委員会は、専門業者に販売を委託する場合もあります。
  4. 上代価格が出品者の希望する手取価格の概ね2倍となることがありますので、あらかじめご了承ください。

出品物の管理
  1. 出品物には、作品受付後返却までの期間中は、開催委員会において保険を付与し、開梱・展示等の作品の取扱いについては開催委員会が指定する専門業者により最善の注意を払いますが、天災地変等の不可抗力による場合は賠償責任は負いません。
  2. 作品にかかる知的財産権は、すべて出品者本人に帰属します。
  3. 但し、知的財産権の使用に関しては、以下のとおりとします。
    • 開催委員会及び地方公共団体等の公的機関が広報活動や展示を行う場合、出品作品の知的財産権を使用することができるものとします。
    • 出品者より送られた作品の画像は、図録、ポストカード、ポスター等の印刷物及び広報物を制作する場合に、使用することができるものとします。
    • 使用の期間については、特に制限を設けないものとします。
    • 提出された画像に関して、その使用目的以外の、いわゆる営利を目的とした使用が想定される場合は、使用を希望する者と出品者の双方で協議するものとします。
    • 作品が販売された場合、購入したものがその知的財産権の使用を希望する場合、出品者と購入したもので協議するものとします。
    • 入賞・入選作品については、開催委員会で再撮影して使用する場合もあります。
  4. 会場における模写・撮影は、報道機関や開催委員会が記録用として行う場合以外は原則として禁止します。

作品の返却
  1. 販売を希望しなかった作品と、希望していても購入されなかった作品は、開催委員会が委託する運送業者によって返送します。
  2. 作品は、開催委員会が指定する専門の美術品梱包業者により厳重に梱包し返送しますが、万一開梱後破損等の事故があった場合は、配送した業者に申し立ててください。開催委員会に申し立てられても、事故確認ができませんので対応できません。
  3. 国内からの出品者への作品返却については、返送料並びに保険料は出品者の着払いとします。但し、梱包に係る経費は開催委員会で負担します。

    ■❹~❼は、海外からの出品者にのみ適用します。
    特に、作品の受取りの際の経費負担に関するクレームで、作品を返すことができなくなるというトラブルが発生したことがあります。❹~❼については、よく読んで、理解された上で出品してください。



  4. 海外からの出品者への作品返却については、出品者の国の国際空港までの諸経費は開催委員会が負担します。
  5. 出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費は、出品者の負担とします。
  6. 出品者の国の通関並びに国際空港から戸口までの経費負担を拒否し、作品を返却できなくなった場合は、その場で作品を廃棄することになりますので、あらかじめご了承ください。
  7. 海外からの出品者で、返送先が日本国内となる場合は、返送料並びに保険料は受取り人の着払いとします。開催委員会が、作品受取りの際に関税、通関料や日本国内における輸送料を負担していた場合、その経費を受取人に請求することもあります。
  8. 作品が販売・購入されなかった場合で、出品者が返却を拒否する場合は、作品を廃棄もしくは開催委員会に寄贈していただくことになりますので、出品承諾の際にその旨を同意していただきます。
  9. 作品の返却は、石川県輪島漆芸美術館での展示会終了後、概ね3ヶ月後となります。

付  則
本要領に定めるもののほか、必要と認める事項は、その都度開催委員会が定めるものとします。

お問い合せ
  1. 質問は、日本語または英語による手紙、FAXまたはE-mailで、下記の開催委員会事務局まで送付して下さい。海外からのご質問に、国名がわからなくて返信できないことが時々あります。国名は必ず明記してください。
  2. 長い文面の質問にはお答えできません。A4版1枚までとします。
  3. 質問には、事務局内部で審議の上、回答します。そのため、質問を受け取ってから回答するまでに1~2週間かかりますので、あらかじめご了承ください。
  4. 電話での問い合せには、一切お応えできません

事 務 局
国際漆展・石川開催委員会
〒920-8203 石川県金沢市鞍月2丁目20番地
(財)石川県デザインセンター内
FAX : 076-267-5242
E-mail : info@design-ishikawa.jp
■なお、前回「国際漆展・石川2005」の概要は、(財)石川県デザインセンターのホームページをご覧ください。
http://www.design-ishikawa.jp




更多資訊:

沒有留言: